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アメリカでの就職Q&A - 留学生のアメリカでの就職



Q1.アメリカで就職するか、日本で就職するか迷っています。
Q2.留学していたことをどのように日本の企業にアピールしたらよいでしょうか
Q3.留学中の就職活動はどのようにしたらよいでしょうか。
Q4.入社後3ヵ月でレイオフされたことは履歴書に書いたほうがいいのでしょうか。
Q5.OPTを取得する上で、注意する点を教えて下さい。

Q1. アメリカで就職するか、日本で就職するか迷っています。

A. 「せっかくアメリカに留学したのだから、できるならアメリカで就職をしたい」と願う留学生の方は少なくないと思います。しかしながら、現在、外国人労働者がアメリカで働くことは、簡単なことではありません。 アメリカでの労働に必要なビザではH-1Bビザが一般的ですが、9・11事件以降、このビザの発行数は当時の3分の1近くの65,000件に制限され、取得が難しくなっています。さらに、このビザの取得には、取得をサポートしてくれる企業、 すなわち雇用を確約してくれる企業が必要なわけですが、ビザをサポートする必要のないアメリカ人でもエントリー・レベルの就職は簡単ではないこの国で、ビザをサポートしてまでもエントリー・レベルの留学生を採用したいという 企業を見つけることは非常に困難だと言えるでしょう。実際に、これまでアメリカで就職をしたいとがんばっていた留学生を何人も見てきましたが、エンジニアやアカウンタントなど一部の学部の卒業者を除けば、ほとんどの留学生は アメリカでの就職先が見つからず、日本へ帰国していきました。

一方、日本では昔から、新卒採用が定期的に行われていますが、今年は、日本の景気の回復、また2007年問題(団塊世代の定年退職によって、社員が大幅に減ること)などが理由で、日本での新卒採用の状況はバブル期以降の売り手市場だと言われています。 新卒の可能性に賭け、大事に育てていくという日本企業の傾向は、今なお日本社会の中に根付いています。新卒であれば、日本での就職はアメリカで就職するよりは選択肢が多く、一般的に易しいと言えるかもしれません。

アメリカで働きたいという夢の実現のためにがんばっておられる留学生の方を見ると、その努力に感心し、夢が叶うことを願います。しかし、アメリカでの就職は、日本での就職に比べ何倍も難しいというのが現実ですから、 アメリカでの就職と同時に、日本での就職のことも考えてみる必要があると思います。

アメリカで働きたいという理由は、英語、または外国と携わっていたい、アメリカに住んでいたい、さまざまだと思いますが、日本企業もグローバル化が進み、日本で就職したとしても、海外に関わったり、英語を使ったりする機会は少なくありませんし、 将来アメリカに赴任の可能性もあるかもしれませんから、皆さんが留学で培ってこられたものを生かせる場は日本企業にも大いにあると言えます。

留学生の皆さんは「アメリカで就職する」「日本で就職する」という2つの選択肢をせっかく持っていらっしゃるのですから、よく比較して、良い選択をしていただきたいと思います。

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Q2. 卒業後に、日本での就職も考えています。留学していたことをどのように日本の企業にアピールしたらよいでしょうか?

A. 今年になって、日本企業の新卒採用担当者の方々に、留学経験者の採用について実際にお話を伺う機会がありました。その際、みなさんが口を揃えて言ったことは、「留学経験者だからといって採用の際に特別視はしない」ということ。 留学というのはある意味では誰でもできることであって、大切なのは「在学中に得た経験・知識をどのように企業に役立てることができるか」という点であり、それらを得た場所が日本国内であろうと海外であろうと関係ない、というのです。 また、英語力をアピールしてくる留学経験者が多いことについては、「アメリカに暮らしていたのだから英語はできて "当たり前"」とのこと。最近では日本国内の大学生でも留学経験者に引けを取らない英語力を持っている学生もいるので、英語ができるという理由で 特に留学経験者を採用しようとは思わないそうです。さらに、「英語力を生かしたい」と面接の場において強調され続けると、「通訳になったら、といいたくなる」という、冷めた意見もありました。一昔前の日本では留学経験者が珍しく、留学経験者であること自体が 自己アピールの材料になり得ました。しかし、現在アメリカだけでも日本人留学生の数は4万人と、5年前の約3倍になり、昔ほど留学経験者が注目されることもないようです。従って、「留学をしていました」「英語ができます」ということだけで自分を売り込むことは、 現在は難しいと言えるでしょう。留学によって得たものは何か(英語力も含む)、どのようにそれを仕事に役立たせることができるのか、"留学経験者" であることに頼らずに、アピールをしていくことが大切だと思います。

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Q3. 日本にいる友人たちが就職活動を始めたことを聞きますが、私はアメリカの大学に行っているため、同じように就職活動ができません。どのようにしたらよいでしょうか?

A. 日本の大学に行っている友人から「既に就職活動を始めた」「内定をもらった」と聞き、焦りを感じている留学生の方も少なくないと思います。確かに、大学3年生に対して10月頃から就職説明会を行い、4月から面接し、そして5月の連休前には内定を出す、 といった一般的な日本企業の新卒採用スケジュールは、卒業時期が日本の大学と異なるアメリカの大学に通う留学生にとって不利な点もあると思います。

しかし、これまで新卒4月一括入社を通してきた日本企業の中には、採用スケジュールを各個人に合わせるところも出てきました。たとえば、学生が就職したい企業として人気の高いソニーでは、春から夏にかけて4回の採用を行い、さらに内定が出てから2年の間は入社日を 自由に決定できる、というシステムを導入しています。実際、私が何人かの日本企業の採用担当者に伺ったところ、「優秀な人材であれば、時期を問わず採用をしていきたい」という人は少なくありませんでした。秋採用を実施する企業は以前からありましたが、 新卒の通年採用を実施する企業も増えてきており、この傾向は今後、さらに強まっていくと予想されます。

従って、興味のある企業があれば、在学中に採用担当者とコンタクトを取り、留学している旨を伝え、入社のスケジュール調整が可能かどうかを問い合わせてみるとよいと思います。企業にとって最も大切なことは、最適な人材を採用することですから、 留学生の皆さんのスケジュールを考慮してくれる企業もあるはずです。

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Q4. 入社後3ヵ月でレイオフされたことは履歴書に書いたほうがいいのでしょうか。

A. 終身雇用制が徐々になくなりつつあるといえども、日本にいると "レイオフ(layoff:一時解雇)" という言葉をアメリカほど身近に聞くことはないでしょう。アメリカでは頻繁にレイオフが行われます。2年前に結婚した私のアメリカ人の友人が、 「自分の結婚式に呼んだ同僚7人のうち6人がレイオフされた」と言っていました。私もその結婚式に出席し、その同僚の方々を存じ上げていたのでとてもショックを感じました。この友人が勤務をしているIT関連企業は昨年、別のIT企業と合併した後、両社の間で職務が重なるポジション (例えばマーケティング部のマネジャーが2人いるなど)について協議した結果、この友人の6人の同僚たちは解雇されざるを得なくなったようです。

合併以外に、人件費削減による売り上げの拡大といった理由でもレイオフは行われます。先週はノースウェスト航空が2,000人のレイオフをすることを発表しましたし、シアトルに住んでいれば、ボーイングのレイオフの話題は注目せざるをえません。

先日、シアトルに住む日本人の友人が、入社後3ヵ月でレイオフになってしまったと電話をしてきました。彼女の会社は業務縮小のため、16人いた社員の半分をレイオフしたそうです。日本から来て間もない彼女にはレイオフの意味が分からず、日本で言う「首になる(英語で言う "Fire"、または "let go")こと」と同じ意味に捉え、自分に何か欠陥があると思い、今後の就職活動に影響するのでは、と心配したようです。しかし、レイオフは従業員側の理由で起こるのではなく、上記に述べたように、企業側の理由で起こるものです。従って、レイオフされたからといって、 採用担当者があなた自身に何か問題があるのでは、と疑うことはないと言えるでしょう。ですから、履歴書にはもちろん職歴として記入して構いませんし、面接において隠す必要はありません。また、履歴書を送る時に、レイオフをされたことを手紙やメールの文章の中に追記しておくと、 履歴書審査の際に役に立つと思います。

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Q5. OPT (Optional Practical Training)を取得する上で、注意する点を教えて下さい。

A. アメリカの大学を卒業後、1年間合法的にアメリカ国内で就労できる OPT(Optional Practical Training)の期間は、アメリカで就職するにあたって、大変重要です。アメリカでは日本のように、エントリー・レベルの人を採用して教育していくという傾向は低いですから、たとえインターンという形であっても、 OPT 期間中に実務経験を積んでいくことは、正社員としてのポジションを得る上で役立ちます。インターンやパート・タイマーという形でも企業に入り込み、正社員で採用するだけの価値があることを示せば、そのまま採用をしてもらえる可能性もあるかもしれません。もし、アメリカでの就職を考えるなら、 OPT は必ず取得する必要があります。

以下に OPT の注意点をあげます。

1) 申し込むタイミングを逃さないこと
OPTの取得には予想以上に時間がかかってしまうことがあります。大学のアドバイザーと相談し、申し込むタイミングを確認してください。卒業時には既に OPT を手にしていることがベストです。

2) H-1Bビザの申請時期を考えること
OPT の期間中にアメリカ企業に内定し、H-1B ビザをサポートしてもらうという約束を取り付けた日本人の方が、OPT 期間が4月に期限切れになり、H-1Bビザで合法的に就労するまでには6ヶ月の間が開いてしまうため、内定が取り消されてしまったということが実際にありました。 日本の新卒採用と違って、"今必要な人材" を探しているアメリカ企業が6ヶ月も着任を待つことは難しいと思います。現在のところ、通常に申請してH-1Bビザで就労を開始できるのは10月1日だということを頭に入れておいてください。

アメリカで就労するのに必要な H-1B ビザをサポートしてくれる企業を探すことは容易なことではありませんが、可能性はゼロではありません。与えられた OPT 期間を有効に活用し、"アメリカで働く" という皆さんの夢をかなえていただきたいと思います。

※なお、OPT(Optional Practical Training)を "ビザ" と混同する人が多数おられます。OPT はあくまでも学生ビザが有効である上に出される "許可" であり、OPT を持っていてもビザは学生ビザであることを理解しましょう。

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